死に至る病でないと、特効薬はすぐに開発されることは無いらしい。
死にたがる病は…
心の問題なのか。
体の問題なのか。
たまに判らなくなる。
ずっと心の問題だと思っていたんだけれど。何だか違うような気がする。頭の中が悲壮惨憺たる淀みで満たされていても、意志に反してごく普通に、健康に振舞っている時がある。
逆に心はとても元気で何より、留まって居たくない、突き進みたい時に限って体が硬直してしまう時がある。
後者の方が困る。
なんというか、歯がゆいだけでなく、自分でせっかく築いてきた社会生活そのものが崩壊する危険がある。それは二度と取り戻せないものになってしまう可能性があるので本当に怖い。
しかも、定期的にやってくる。
これに関する特効薬は無いものか。
あったとしても、いくらお金を出しても買えそうに無いことが、絶望の一つである。
死にたがる病は…
心の問題なのか。
体の問題なのか。
たまに判らなくなる。
ずっと心の問題だと思っていたんだけれど。何だか違うような気がする。頭の中が悲壮惨憺たる淀みで満たされていても、意志に反してごく普通に、健康に振舞っている時がある。
逆に心はとても元気で何より、留まって居たくない、突き進みたい時に限って体が硬直してしまう時がある。
後者の方が困る。
なんというか、歯がゆいだけでなく、自分でせっかく築いてきた社会生活そのものが崩壊する危険がある。それは二度と取り戻せないものになってしまう可能性があるので本当に怖い。
しかも、定期的にやってくる。
これに関する特効薬は無いものか。
あったとしても、いくらお金を出しても買えそうに無いことが、絶望の一つである。
おめでとう。
2006年7月11日生まれてきてくれた、それが嬉しい。
生きていて欲しい。
生きて、歌って欲しい。
たとえ私が不在でも。
喉が壊れてしまっても。
貴方なら、その鼓動だけで、歌えるのだから。
生きていて欲しい。
生きて、歌って欲しい。
たとえ私が不在でも。
喉が壊れてしまっても。
貴方なら、その鼓動だけで、歌えるのだから。
私にも、歌がうたえればよいのに。
私にも、絵が描ければよいのに。
私に出来ることが、物を作り出せるようなものだったら良かったのに。残念ながら、その才能が無い。
どちらも享受専門だ。
その傍に居ようと、あらゆる努力をしてみるものの。
その傍にしがみつこうとする行為は、憐れで格好の悪いものだ。
作り出せるわけではない。
君は文章が上手だね、と何度も褒められた。
だけれど、自分ではそれは認めがたいものだった。
技術がどうであれ、中身が無いのだから、意味が無い。
上手に書くことは辞めた。
上手に書くと、書きたくないことで埋め尽くさねばならなくなったりする。
正直に書くことにする。
そうすると、物を作り出すような言葉は使わなくなる。
自由に書く。
そうすると、文章は下手だし、意味も良く通じない。少し気分は楽になる。でも何かを作り出せたことにはならない。だって、読み下すことさえ困難なものなのだから。
「作家になるということは、上手に書くということだよ。」と先生が言った。
「君にはあまり向いてないね。」とも言った。
「稼ぐために訓練するくらいなら、しない方がいいよ」と付け足した。「感性を切り売りする必要は無い。」「書く行為が高尚なものだと考えるのはばかげている。」「書く行為よりも、そもそもわざわざ書くようなことを君は見つけたのか。蓄えているか。」「入力と出力とは対の車輪だ。常に出し続けるということが意味するものが判るか。」
自由に、かつ、上手に書ければいいけれど。
そうしたら、何かを作り出せたことになるのか。
疑問だ。
書くほどのものを何か持っているのか、疑問だ。
私にも、絵が描ければよいのに。
私に出来ることが、物を作り出せるようなものだったら良かったのに。残念ながら、その才能が無い。
どちらも享受専門だ。
その傍に居ようと、あらゆる努力をしてみるものの。
その傍にしがみつこうとする行為は、憐れで格好の悪いものだ。
作り出せるわけではない。
君は文章が上手だね、と何度も褒められた。
だけれど、自分ではそれは認めがたいものだった。
技術がどうであれ、中身が無いのだから、意味が無い。
上手に書くことは辞めた。
上手に書くと、書きたくないことで埋め尽くさねばならなくなったりする。
正直に書くことにする。
そうすると、物を作り出すような言葉は使わなくなる。
自由に書く。
そうすると、文章は下手だし、意味も良く通じない。少し気分は楽になる。でも何かを作り出せたことにはならない。だって、読み下すことさえ困難なものなのだから。
「作家になるということは、上手に書くということだよ。」と先生が言った。
「君にはあまり向いてないね。」とも言った。
「稼ぐために訓練するくらいなら、しない方がいいよ」と付け足した。「感性を切り売りする必要は無い。」「書く行為が高尚なものだと考えるのはばかげている。」「書く行為よりも、そもそもわざわざ書くようなことを君は見つけたのか。蓄えているか。」「入力と出力とは対の車輪だ。常に出し続けるということが意味するものが判るか。」
自由に、かつ、上手に書ければいいけれど。
そうしたら、何かを作り出せたことになるのか。
疑問だ。
書くほどのものを何か持っているのか、疑問だ。
体に閉じ込められた自分が可哀想な気がする。
生命活動を行う器に行動や思考が制限されることが多すぎる。
これは深く議論しようと思うと、きっといろいろ文献にあたったりしなければならないだろうから追求したくない話題。
だから、印象のお話。
全く、私の体は不良品なのでしょうか。
コンスタントに、ペースを崩さず物事をこなせることは才能だと思っていた。でも、それ以上に、生命の安定感即ち健康というものが大きい気がする。
健康かどうかは大した問題ではないと考えていた。
器に左右されるほどの脆弱さならば、それは大きな問題だと思う。多少の体調不良は気にしていられない。無視できないほどに崩れる頻度が高いことが、何より不満。
西洋医学のお医者様は必ず「体質だから仕方ありません、上手に付き合いましょう」と仰る。根本的な解決方法は何処にあるのか。決して死に至ることは無い。でも日常に支障をきたすレベル。このラインの病は医者も丸投げ、研究も進まないらしい。
いっそ、蓬莱でも探しに行きたい気分である。亀、迎えに来ないかな。
生命活動を行う器に行動や思考が制限されることが多すぎる。
これは深く議論しようと思うと、きっといろいろ文献にあたったりしなければならないだろうから追求したくない話題。
だから、印象のお話。
全く、私の体は不良品なのでしょうか。
コンスタントに、ペースを崩さず物事をこなせることは才能だと思っていた。でも、それ以上に、生命の安定感即ち健康というものが大きい気がする。
健康かどうかは大した問題ではないと考えていた。
器に左右されるほどの脆弱さならば、それは大きな問題だと思う。多少の体調不良は気にしていられない。無視できないほどに崩れる頻度が高いことが、何より不満。
西洋医学のお医者様は必ず「体質だから仕方ありません、上手に付き合いましょう」と仰る。根本的な解決方法は何処にあるのか。決して死に至ることは無い。でも日常に支障をきたすレベル。このラインの病は医者も丸投げ、研究も進まないらしい。
いっそ、蓬莱でも探しに行きたい気分である。亀、迎えに来ないかな。
歌を浴びた。
目を見張るほど明快に洗練されていく空間&時間、構成。言葉。
今までの停滞が嘘のように、隅々まで血が行き渡る感覚があった。
これで、いい。
今は淀みなく、ゆく河の流れのように巡らせていて欲しい。
声に迷いが無い。それだけで了解できた。全身で聴く、浴びるという言葉が相応しい。私の中に迷いが無いことも同時に了解できた。
生きているだけで、歌っているだけで、人間であり全てが一つの作品であり、小さな積み重ねや変化そのものに価値がある。そしてそれらの其の時々の限定条件下に生まれ、同時に消え去っていき、消えたことによって存在を認識できる全ての一つ、それらが充満した空間を収める幻想の箱に、意味がある。箱自体はガラクタであるのに。
そのものと対峙すること、そこに意味は無くても其の空間を共有することによって私の中に形のない何かがあることが理解されうるならば。しかしまだ、この場に居続けることを否定する必要は無い。
そして、この場に居続けることは能力への偏愛の極地なのだと思う。どんなに不定形、不安定で、歪んで、時にとげとげしく仇となる要素があったとしても。見つけてしまった鮮烈な解答を保護することしか出来ない。何も生み出せない劣等感に直結した、私の強さなのだろう。
目を見張るほど明快に洗練されていく空間&時間、構成。言葉。
今までの停滞が嘘のように、隅々まで血が行き渡る感覚があった。
これで、いい。
今は淀みなく、ゆく河の流れのように巡らせていて欲しい。
声に迷いが無い。それだけで了解できた。全身で聴く、浴びるという言葉が相応しい。私の中に迷いが無いことも同時に了解できた。
生きているだけで、歌っているだけで、人間であり全てが一つの作品であり、小さな積み重ねや変化そのものに価値がある。そしてそれらの其の時々の限定条件下に生まれ、同時に消え去っていき、消えたことによって存在を認識できる全ての一つ、それらが充満した空間を収める幻想の箱に、意味がある。箱自体はガラクタであるのに。
そのものと対峙すること、そこに意味は無くても其の空間を共有することによって私の中に形のない何かがあることが理解されうるならば。しかしまだ、この場に居続けることを否定する必要は無い。
そして、この場に居続けることは能力への偏愛の極地なのだと思う。どんなに不定形、不安定で、歪んで、時にとげとげしく仇となる要素があったとしても。見つけてしまった鮮烈な解答を保護することしか出来ない。何も生み出せない劣等感に直結した、私の強さなのだろう。
満開の桜の下で、最後の姫様が仰ったことには。
「大切なものほど、殺すか奪うか壊すかしなければならないものなのよ」
それは全くの正しい見解だった。
そして、かつては理解していたその正しい答えに導かれるままに全ての采配を行っていたのに。
莫迦な私は一時的な激情で答えを飛び越えてしまった。
奪い、憎み、彼は壊れ、私たちは押し殺された。
このごろちっとも顔を見せないお月様に
もう二度と、近づいたりしないと誓った。
今日ほど謝罪の言葉がそぐわない日は無かっただろう。
「大切なものほど、殺すか奪うか壊すかしなければならないものなのよ」
それは全くの正しい見解だった。
そして、かつては理解していたその正しい答えに導かれるままに全ての采配を行っていたのに。
莫迦な私は一時的な激情で答えを飛び越えてしまった。
奪い、憎み、彼は壊れ、私たちは押し殺された。
このごろちっとも顔を見せないお月様に
もう二度と、近づいたりしないと誓った。
今日ほど謝罪の言葉がそぐわない日は無かっただろう。
昨日がどうして大事だったかなんて、そんなことは言葉にしなくて良い。伝える必要は無い。体に染み付いてる。頭の中を支配している。血のざわめきが記憶の実在を主張している。
だから何?
よく聞こえない、だから何だって?
Xに代入されるべき言葉は押し殺されたまま土に還った。堆積して、時を経るごとに色の違う層が折り重なって、息苦しい。
言葉にしないままの、不定形な【・・・】が結晶化されてお腹の底でこすれ合う。その不協和音が耳鳴りのように張り付いて、不快感を煽る。
まず結晶を一粒ずつ丁寧に削り出して、きらめくように滑らかに磨き上げることが出来るのなら。徹夜で代数の難題を解いて、導き出されたその答えと削りだした石を美しい法則の下で組み上げて、一つの贈り物に仕立て上げることが出来るだろうに。
成熟しきらない両手は腑抜けていてまだ何も作れない。
ただ一粒さえ掴み損ねた腕を切り離し、どうしようもなく混濁した言葉の海に溺れて沈む。波が収まれば、私の破片も折り重なって、暗い底に沈むのだろう。分解を待つ必要がある分だけ余計莫迦みたいに不器用で、すべてがこなれるのにはまだ幾年もかかるらしい。
だから何?
よく聞こえない、だから何だって?
Xに代入されるべき言葉は押し殺されたまま土に還った。堆積して、時を経るごとに色の違う層が折り重なって、息苦しい。
言葉にしないままの、不定形な【・・・】が結晶化されてお腹の底でこすれ合う。その不協和音が耳鳴りのように張り付いて、不快感を煽る。
まず結晶を一粒ずつ丁寧に削り出して、きらめくように滑らかに磨き上げることが出来るのなら。徹夜で代数の難題を解いて、導き出されたその答えと削りだした石を美しい法則の下で組み上げて、一つの贈り物に仕立て上げることが出来るだろうに。
成熟しきらない両手は腑抜けていてまだ何も作れない。
ただ一粒さえ掴み損ねた腕を切り離し、どうしようもなく混濁した言葉の海に溺れて沈む。波が収まれば、私の破片も折り重なって、暗い底に沈むのだろう。分解を待つ必要がある分だけ余計莫迦みたいに不器用で、すべてがこなれるのにはまだ幾年もかかるらしい。
特定の宗教に信仰心は無いけれど、居ると思ってしまう存在。
舞台の神様。
舞台の真ん中に立つと目が合う気がする。
舞台と向き合うと背後に気配を感じる気がする。
舞台袖でじっとしていると肩を並べている気がする。
私はある過ちを犯した。
ごめんなさい、と謝り続けているけれど、許してもらえる気がしない。
舞台から離れてしまった私の人生が、神様の答えなのかも知れない。舞台に関わらなくなっても、そこで作り出そうとしていたものが私の中から消えてしまったわけではない。形にするために私には何が必要なのかを考え続けている。何かが足りないのだろう。今は戻れない。永遠に戻れないのか、と問えばそれは違う気がするので。
問い、「どうして舞台づくりを辞めたのか」
対する答え、「それに値するものを他の手段に見出す必要があると考えたから」
でも本当は、許してもらえないから。神様に。
舞台の神様。
舞台の真ん中に立つと目が合う気がする。
舞台と向き合うと背後に気配を感じる気がする。
舞台袖でじっとしていると肩を並べている気がする。
私はある過ちを犯した。
ごめんなさい、と謝り続けているけれど、許してもらえる気がしない。
舞台から離れてしまった私の人生が、神様の答えなのかも知れない。舞台に関わらなくなっても、そこで作り出そうとしていたものが私の中から消えてしまったわけではない。形にするために私には何が必要なのかを考え続けている。何かが足りないのだろう。今は戻れない。永遠に戻れないのか、と問えばそれは違う気がするので。
問い、「どうして舞台づくりを辞めたのか」
対する答え、「それに値するものを他の手段に見出す必要があると考えたから」
でも本当は、許してもらえないから。神様に。
夢を見た。
懐かしい人、大事な人、ずっと会いたいと思っていた人などにもう一度出会う夢。光が満ちてとても明るくて、みんな幸せそうで、本当に温かい気持ちになって、このまま今死んでしまっても悔いは無いと実感する夢。
目が覚めたとき体が冷たくて、怖かった。死ぬのかと思った。
「久しぶりだね、こうやって一緒に歩くのは。」と静かに言って。私の手首を昔と同じように掴んで、私の歩くペースに合わせて早足になっている彼女の足音が徐々に自分のものとずれていく。あ、っと思った瞬間に握られていた手首の感覚だけが残って、夢が終わった。
目が覚めたあと、夢の内容を思い出して少し心が和らいだ。彼女に会いたいといつも心の隅で思っているのだけれど、そうはいかない現実がある。
現実とは別の処に本当の感情がある。それは伝わらないだろうけれど、想っていたいと思う。伝えたいはずのことが伝わらないことは気づかないけれどストレスなのだろう。溜め込んだ矛盾を処理するための夢だったのかもしれない。それで良いのだろう。人を想うことは単純ではない。
ところが、後で気づいた。一人、足りない。私の人生を物語るとするならば、決して欠かすことの出来ない人物がこの夢に出てこなかった。彼が出てきていたら本当に満足してしまって、死んでいたかもしれない。なんていうのは冗談だけれど、そこに何か意味があるのか、一日中考えた。別に答えは無いけれど、彼の死に際を照らす走馬灯に私は登場しないのかもしれない。
…現実味が無くて、本当に楽しい、夢のような夢だった。
懐かしい人、大事な人、ずっと会いたいと思っていた人などにもう一度出会う夢。光が満ちてとても明るくて、みんな幸せそうで、本当に温かい気持ちになって、このまま今死んでしまっても悔いは無いと実感する夢。
目が覚めたとき体が冷たくて、怖かった。死ぬのかと思った。
「久しぶりだね、こうやって一緒に歩くのは。」と静かに言って。私の手首を昔と同じように掴んで、私の歩くペースに合わせて早足になっている彼女の足音が徐々に自分のものとずれていく。あ、っと思った瞬間に握られていた手首の感覚だけが残って、夢が終わった。
目が覚めたあと、夢の内容を思い出して少し心が和らいだ。彼女に会いたいといつも心の隅で思っているのだけれど、そうはいかない現実がある。
現実とは別の処に本当の感情がある。それは伝わらないだろうけれど、想っていたいと思う。伝えたいはずのことが伝わらないことは気づかないけれどストレスなのだろう。溜め込んだ矛盾を処理するための夢だったのかもしれない。それで良いのだろう。人を想うことは単純ではない。
ところが、後で気づいた。一人、足りない。私の人生を物語るとするならば、決して欠かすことの出来ない人物がこの夢に出てこなかった。彼が出てきていたら本当に満足してしまって、死んでいたかもしれない。なんていうのは冗談だけれど、そこに何か意味があるのか、一日中考えた。別に答えは無いけれど、彼の死に際を照らす走馬灯に私は登場しないのかもしれない。
…現実味が無くて、本当に楽しい、夢のような夢だった。
プレゼンテーションが中々上達しない。もっと具体的な訓練を行わなければ、これからちょっと問題だろうというレベル。発表原稿を用意してそれをただ原稿を読む、というのでさえ、聞き取りづらいほど噛む。原稿が無ければ多少緩和されるが、話の順序が狂ってくる。話しながら頭の中で話の再構成を始めてしまって、結果混乱する。
しかもこの間のゼミでは、学部二年生の質問に絶句する…という、醜態。少し畑の違うゼミで勉強させてもらっているため、問題意識の方向性に違いがあり、予想だにしなかった指摘を受けたため。と、言い訳しても仕方ない。ううん、しかし本当に目から鱗が落ちた気分だった。その場で即座に処理をして返答を返すべきところを、何だか感動してしまったという…質疑応答は更に苦手らしい。
授業後、先生にレジュメについてお褒めの言葉を頂いた。私の場合、まともなレジュメが作れなかったら、プレゼンテーションの行為自体が無意味な時間の消費になって仕舞う。が、かえっていたたまれない気分に…。
長年、小学校時代から舞台に関わることをしてきたはずなのに、人前に立つことは慣れないし、上達しない。院生になってまで、発表の日は胃が痛いとはこの先が思いやられる。この点に関して、場数と経験によって解決されないことは既に証明されていると思う。今の悩みどころ。
しかもこの間のゼミでは、学部二年生の質問に絶句する…という、醜態。少し畑の違うゼミで勉強させてもらっているため、問題意識の方向性に違いがあり、予想だにしなかった指摘を受けたため。と、言い訳しても仕方ない。ううん、しかし本当に目から鱗が落ちた気分だった。その場で即座に処理をして返答を返すべきところを、何だか感動してしまったという…質疑応答は更に苦手らしい。
授業後、先生にレジュメについてお褒めの言葉を頂いた。私の場合、まともなレジュメが作れなかったら、プレゼンテーションの行為自体が無意味な時間の消費になって仕舞う。が、かえっていたたまれない気分に…。
長年、小学校時代から舞台に関わることをしてきたはずなのに、人前に立つことは慣れないし、上達しない。院生になってまで、発表の日は胃が痛いとはこの先が思いやられる。この点に関して、場数と経験によって解決されないことは既に証明されていると思う。今の悩みどころ。