帰国

2007年4月5日 きのう
研究上の調査の関係で外国に行ってきました。
しばらく留守にしていた間に、犬がきかんぼうになっていました。きっとボス(多分私がボス)が居ない間に沢山甘やかされたのでしょう。
寒空の下を一緒に散歩しました。桜はぼそぼそと散ってしまって、夜の闇にぼんやりと白く解けていました。とてもきれいだとは思えず、花盛りの日本に居れなかったことは初めてなのに、不思議と苦しくありませんでした。
今年の春はなんだかおかしい。
背中に氷が伝うような感覚が無い、ちっとも苦しくないのです。
会いたい人にも会えないままで居るっていうのに、一人でのうのうと暮らしていられます。この時期は決まって会いに良く人が居るのですが、今年は無理をしないことにしました。

花冷えの夜道に、満開の下の姫の笑顔に薄ら寒くなることも無く、まっすぐに歩くことが出来ます。

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渦

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