砂の下には悪魔

2007年1月8日
思えば遠くへ来たようで、後ろを振り返るが何ものも無い。
緩やかなカーブを描く水平線。
歩いてきたのではない。
二本の足は肉色の作り物。腐って落ちることもない。
ただ転げ落ちてきただけなのだ。
それでも確実に前へ進んでいる。
悪魔の居る穴蔵に沈み込んでしまうまで。
手をつないだまま、二人で落ちるのか。
手を離して別々に落ちるのか。
結末は既に悪魔の手下。

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渦

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